新卒クラウドエンジニアがAWSを実務と独学で習得した方法
この記事では、IT未経験で新卒入社した私がAWSを実務と独学で習得した方法を紹介します。
こちらの記事で紹介しましたが、私はクラウドインテグレーターに新卒入社し、自社サービスの開発チームに配属されました。
配属されてからAWSを本格的に使い始めましたが、最初は何もわからない状態でした。
文系出身・IT未経験からAWSを習得するまでの過程をお話しします。
AWSの学習方法に悩んでいる方や、クラウドエンジニアとしてのスキルアップを目指している方の参考になれば幸いです。
配属直後はAWSが何もわからなかった
新卒研修でAWSの基礎には触れていましたが、実務で使うAWSは研修で学んだレベルとはまったく違いました。
配属されてすぐに感じたのは「AWSのサービスが多すぎて何がなんだかわからない」ということです。
EC2やS3は研修で触ったことがありましたが、Lambda、CloudFormation、CloudWatch、IAMなど、実務で使うサービスは次々と増えていきました。
先輩のコードやインフラ構成を見ても、なぜそのサービスを選んでいるのか、なぜその設定にしているのかが理解できませんでした。
実務でAWSを学ぶ|わからないことをひとつずつ潰す
AWSの習得で一番効果があったのは、実務の中でわからないことに出会うたびにひとつずつ調べて理解することでした。
実務で直面した課題をそのまま学習テーマにする
たとえば、業務でLambda関数を修正するタスクが振られたとき、まずLambdaがどんなサービスで何ができるのかを調べました。
AWSの公式ドキュメントを読み、実際に自分のAWSアカウントで試してみて、理解を深めました。
業務で必要になったタイミングで学ぶと、目的が明確なのでスムーズに知識が定着しました。
先輩のコードやインフラ構成を読み解く
チームの先輩が構築したインフラ構成やコードを読むことも大きな学びになりました。
なぜそのAWSサービスを選んでいるのか、なぜその設定にしているのかを先輩に質問しながら理解していきました。
実務で使われている構成を学ぶことで、教科書的な知識ではなく実践的な知識が身につきました。
コードレビューで指摘されたことを吸収する
自分が書いたコードのレビューで先輩から指摘をもらうたびに、AWSの理解が深まりました。
「このサービスにはこういう制約がある」「この設定にしないとセキュリティ上の問題がある」など、実務で重要なポイントをレビューを通じて学ぶことができました。
独学でAWSを学ぶ|実務を補完する学習方法
実務だけでなく、業務時間外にも独学でAWSを学びました。
AWS公式ドキュメントを読む
AWSの公式ドキュメントは情報量が豊富で、もっとも信頼できる学習リソースです。
最初は英語のドキュメントに苦手意識がありましたが、AWSの日本語ドキュメントも充実しているので、日本語から読み始めて理解を深めていきました。
実務で使うサービスのドキュメントを優先的に読むことで、効率よく知識を身につけることができました。
自分のAWSアカウントで手を動かす
独学でもっとも効果があったのは、自分のAWSアカウントを作って実際に手を動かすことです。
AWSには無料利用枠があるので、基本的なサービスは無料で試すことができます。
業務で使ったサービスを自分のアカウントでも試してみたり、気になるサービスを自由に触ってみたりしました。
ドキュメントを読むだけでなく、実際に自分で構築してみることで理解が格段に深まりました。
AWS認定資格の学習を活用する
AWS認定資格の学習も、AWSの体系的な理解に役立ちました。
資格の学習を通じて、実務では触れていないサービスや概念についても幅広く学ぶことができました。
資格取得を目標にすることで学習のモチベーションを維持できたことも大きなメリットでした。
実務と独学を組み合わせるのが効果的
振り返ると、AWSを習得するうえで一番効果的だったのは実務と独学を組み合わせることでした。
- 実務: 業務で必要な知識を優先的に学べる。実践的なスキルが身につく
- 独学: 実務では触れない領域の知識を補完できる。体系的な理解が深まる
実務だけだと自分の担当範囲の知識しか身につかず、独学だけだと実践的なスキルが不足してしまいます。
両方を組み合わせることで、幅広くかつ実践的なAWSの知識を身につけることができました。
まとめ:新卒クラウドエンジニアがAWSを習得した方法
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
IT未経験で新卒入社した私がAWSを実務と独学で習得した方法を紹介しました。
AWSのサービスは非常に多いので、すべてを一度に覚えようとする必要はありません。
実務で必要になったサービスからひとつずつ理解を深めていき、独学で知識の幅を広げていくのが効果的です。
AWSの学習に取り組んでいる方は、まずは自分のAWSアカウントを作って実際に手を動かしてみることをオススメします。
私の経験が、同じような状況にいる人たちの参考になれば幸いです。