北京の大気汚染、大丈夫?現状と対処法を分かりやすく教えます

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こんにちは。

本記事では、

【北京の大気汚染の現状】を記します。

「大気汚染ってどんな感じ?」

「PM2.5は?」

北京を訪れる予定のある方、

中国の大気汚染が心配ですよね?

私が出国前に汚染の事を調べた時は

よくわからない数値がいっぱい出てきて、不安だけが増すばかりでした。

今回は、北京留学中の私が

北京の大気汚染の

・現状

・影響

・対策

を順番にご紹介。

この記事を見れば大気汚染の具体的なイメージを持つことができます!

北京の大気汚染の現状

3つの指標を基に現状を伝えます。

・大気汚染度(米研究機関発表)

・大気汚染度(中国発表)

・筆者の体感

※大気汚染度の指標AQIとは、汚染程度を0から500の数値に表したもの。

健康への影響ごとに段階分けされているので、汚染状況が分かりやすい!

◆AQIの健康指標(数値と健康影響)

AQI      :状態

0~50   :良い

51~100  :普通

101~150 :敏感な人の健康に良くない

151~200 :健康に良くない

201~300 :きわめて健康に良くない

301~500 :危険

アメリカ発表の大気汚染度

1つ目の指標は、アメリカの研究機関が発表している数値。

※アメリカの研究機関が用いている計算方式は国際的に使用されており、データを信用する機関や政府が多いです。

2017/11/02の北京市のAQI=157

状態としては健康に良くない状況。

※この時の東京渋谷のAQIは76でした。

北京市のAQIは100~200を推移。

平均的には130~150

敏感な人の健康に良くないレベル。

中国発表の大気汚染度

2つ目の指標は中国の研究機関が発表している数値をご紹介。

※中国はアメリカの研究機関と異なる計算方式を使い、自国の大気汚染を甘めに判断していると言われています。

2017/11/02の北京市のAQI=90

状態としては普通の空気状況。

※この時の東京渋谷のAQIは61でした。

北京市のAQIは50~100を推移。

平均的には50~70

いたって普通程度の汚染状況。

筆者の体感

2017/11/02の北京は

・アメリカの機関の指標によると健康に良くない大気汚染状況

・中国のデータによると普通の空気状況

筆者の体感だと

2017/11/02は、いい天気で、空気がきれいな方だった

北京に来てから2カ月が経ち、大気汚染・空気の汚れ具合も少しずつわかるようになってきました。

私がアメリカAQIに対して持つ印象⤵

アメリカAQI:印象

0~100   :良い、あまりない

101~150   :普通、いつもの状態

151~180   :少し空気が悪い

181~200   :空気がかなり悪い

201~500   :見たことない

健康への影響が長期的に見ればあるのかもしれませんが、北京の大気汚染は想像よりひどくない。

大気汚染が酷くない日

大気汚染が酷い日

でも、写真のように大気が汚れているのがはっきり感じれる瞬間はあります。

敏感な人は北京の空気の汚さに耐えられないかもしれません。

でも、少し不安だなと思っている人には許容できるレベル。

大気汚染の影響

鼻の調子が悪い

中国に来てから、少し鼻の調子が悪い。

具体的には、鼻づまりや鼻炎など。

大気汚染のレベルが高い日に外を1日中歩いた後、鼻くそが少し黒ずむこともありました。

喉がイガイガ

鼻の調子と連動して、喉も若干イガイガします。

北京に来て2週目に喉風邪にかかったのですが、症状が深刻でした。

少し呼吸しにくい

大気汚染度が高い日には、呼吸が少し苦しかったり、息苦しかったりします。

簡単な大気汚染対策

外出せずに室内で過ごす

室内にいれば汚染された空気を直接吸うことがないので安心

でも、観光したいですよね(笑)

マスクやゴーグル

大気汚染対策として中国に来たばかりの留学生やごく少数の人がマスクを着けています。

外にいるときにPM2.5対策のマスクをつけていたら、つけていない場合より鼻や喉の異常が若干軽減されました。

丁寧な手洗いうがい

手洗いうがいは風邪、感染症予防にも効果的です。外から室内に戻ったら、必ずうがいをした方がイイ

うがいをするだけで、大気汚染による喉へのダメージを軽減されますから。

気にしない

これはもはや対処法ではないですね…

私は中国に来てから5日目にこの状態になりました。

毎日毎日アプリで大気汚染の情報を調べて不安になるよりも、その日の天気を受け入れたほうが気楽です。

空気がきれいな日もありますし、よっぽど空気が汚いと感じたらその日だけマスクをすればいいかなという感じ。

まとめ

ここまで【北京の大気汚染の現状】を記してきました。

中国に長期間滞在するのであれば空気の汚れに徐々に慣れることができるので、大気汚染なんてへっちゃらです。

しかし、1カ月以内の短期滞在の場合は、他国の空気とのギャップにやられてしまうかもしれないです。

環境の変化に敏感な人・鼻や喉のどの風邪を引きやすい人はしっかりとマスクを準備しておくことをおすすめします。

ご覧いただきありがとうございます。