ぐずぐず悩んでしまうのを少しだけ抑えられる考え方
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こんにちは。
本記事では「ぐずぐず悩んでしまうのを少しだけ抑えられる考え方」を紹介します。
具体的な悩み
以前から、私はさまざまなことでぐずぐず悩んでしまうことがあり、とても困っていました。
具体的には以下のようなことをぐずぐず悩んでいました。
- 学生時代
- 「やればできると思っていたのにできなかった」
- 「自分は他の人よりも劣っているのではないか」
- 社会人
- 「今日、自分がしてしまった失敗のせいでチームに迷惑をかけているかもしれない」
- 「周りの人よりも自分は仕事ができていないのではないか」
- 「早く結婚しないといけないのではないか」
ぐずぐず悩んでしまうのを少しだけ抑えられる考え方
いつまでもぐずぐず悩んでいるのはよくないですし、うまくいかないことへのストレスもありました。
そこで私は「ぐずぐず悩んでしまう状態」を回避するために、「事実と思考の分別」を実践することにしました。
事実と思考の分別
- 悩んでいることを【事実】と【思考】に分けて考えます
- 【事実】はそのままの事実として受け入れるようにします
- 【思考】は自ら悩むように考えていたり、他人の価値観によってネガティブに考えていたりしているかを確認します
- 【事実】と【思考】を分けて考えることで、過度に悩むことを少し抑えることができます
この考え方は、私にとってはとても有効でした。
具体例1:失敗の後悔への対処
たとえば、試験に不合格となってしまったことに対して後悔や自己否定をしているときには、以下のように考えました。
- 不合格になったことは事実です
- 「もっと勉強すればよかったのに」と後悔しているのは自分の思考です
- 「失敗してしまった自分はだめな人間だ」と自己否定している場合も、それは自分の思考です。事実ではありません
このように【事実】と【思考】を分けて考えることで、ぐずぐず悩むことを少し抑えることができました。
具体例2:他人との比較による自己否定への対処
たとえば、自分の年収と他人の年収を比較して自己否定してしまったときには、以下のように考えました。
- 自分の年収は事実です
- あえて自分より年収が高い人と比較しているのは自分の思考です
- 「年収が低い自分はだめな人間だ」と自己否定している場合も、それは自分の思考です。事実ではありません
具体例3:正確ではない比較による自己否定への対処
他には、自分が他人よりも仕事ができていないのではないかと悩んだときには、以下のように考えました。
- 自分の仕事の実績は事実です
- 正確に把握できていないのに、他人よりも自分は仕事ができていないと判断しているのは自分の思考です。事実ではありません
- 「他人よりも仕事ができていないので自分はだめな人間だ」と自己否定しているのは自分の思考です。事実ではありません
このように【事実】と【思考】を分けて考えることで、一見正しそうな自己否定の思考を少し抑えることができました。
おわりに
今回は「ぐずぐず悩んでしまうのを少しだけ抑えられる考え方」について紹介しました。
私はこの「事実と思考の分別」を実践することで、ぐずぐず悩んでしまうことを少し抑えることができました。
もちろん、この考え方がすべての人に有効とは限りませんが、参考にしていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。